モラルハラスメント・モラハラ

元夫は気が付いていないだろう

自分がモラルハラスメントをしていたなんて

気が付いていたら離婚にはならなかった

 

 

 

20代、会社で彼と出会った

いわゆるイケメン、ナンパ師

 

付き合いが始まり

束縛が始まった

・今日誰と何を話したか

・誰から電話がかかて来たのか

自分から聞くのは恥ずかしいし嫌だから

聞かれる前に私から話をしてほしいと言われた

この頃は、極度の焼きもちやきなんだとしか思っていなかった  

 

一日の電話の終わりに、あったことを話していた

が、

女友達はもちろん男友達にの話にはいきなり切れだす

え?友達じゃん?

と思ったけど、怒り出すと怖くて1時間から長いときは朝まで

お説教の時間

「お前が俺をこんな気持ち人させたのがいけない」

あ~、私,知らないうちにこの人を傷付けてしまったんだと

反省の日々、悲しませないようにしようって思った。

 

私からの電話に出ることは少なかった

「男には付き合いってものがある、彼女とかは入り込めない世界」

了解した。

私は束縛はされるけど相手には「男の世界、付き合い」を

大切にしてもらいたかったので束縛はしなかった

 

 

会っていないときは、一日の私の行動記録をノートにまとめた

私はあなたに隠れてやましいことはしていませんという意味も込めて

 

きっと彼は、自分が彼女以外の人と楽しんでいることを

私もこっそりしているんじゃないかと知らず知らずのうちに疑っていたのだと思う

 

会っていない時のノートは3冊にもなった

これだけ私が日々をさらけ出しても彼の中の不安は無くなるどころか

大きくなっていった

 

ここまで彼のいうことを聞いて

彼を悲しませないように

信じてもらえるようにと頑張ってやってきたことは

後に間違えであったと気が付かされる

 

辛かったのは

高校時代の親友の葬儀に行けなかったこと

九州で行った姉の結婚

家族で行ったのにみんなは3泊私は2泊で帰ってこなきゃいけなかったこと

同窓会に行けなかったこと

友達と自由に遊べなかったこと

家族や周りからは

「もふぽちゃんの彼氏は極度の焼きもちやきだね」と言われた

まだ私もそう思ってた

 

切れるタイミングがわからないのは恐怖だった

彼の思いと私の思いが少しでも違うと怒られる日々

「お前は何にもわかってない、

お前はバカなんだから俺の言うことを聞いておけば間違わない」

座れと正座をさせられ延々と続くお説教

眠たくてフラフラの私

「申し訳ございませんでした、二度とこういうことは言いません」

 

悩みを相談してもいつの間にか私のバッシングに変わっていく

私からの暴言は許されない

ちょっと感情を出して「あんたねえ!」

なんて言おうもんなら火に油w

「おまえ誰に向かってあんたとかいってんだ!?あ~?」

そこからさらにお説教の時間が加算されてく

 

 

どうしたら私を認めてくれるんだろうと

彼の話し方、理屈に聞こえる屁理屈を学び

一度だけ言い負かした時があった

その時の落ち込み様と言ったら

まるでこの世の終わりが来たみたいだった

 

あ、だめだこの人を責めたら

そう思った私は日常に戻るのであった