不登校・ホームスクール③

子供達が学校に行けなくなってから

子供達から学んだことがたくさんある

 

不登校を知るまでは

宿題やりなさいだの明日の準備は?

あれしたの?これしたの?

早くしなさいだの何だのかんだの

口うるさい母親でした

 

子供の尊厳て何?

親主体の生活

学校主体の生活

辛かったよね

褒められることより

指図されることばかりがたくさんで

出された課題ができないとだめだと叱られる日々

楽しいはずなんかないよね

 

不登校を知って経験して

全面的に受け入れてから

子供達主体の生活を始めた

 

今までの生活では自己肯定感なんて生まれるわけないよね

 

話す言葉に耳を傾け

見るものを一緒に見て

やることを一緒に楽しんで

 

そうしてたら子供達を否定する言葉なんて

1つもなくなった

 

「うんそっか、そう思ったんだね」

この言葉一つが魔法のよう

 

人は人それぞれ違くて良くて

親の思いを子供が感じられなくて当たり前

 

なんてひどいことを言ってきてしまったんだろう

反省しかなかった

 

子供は親の持ち物ではない

このことにもっと早く気が付けていたなら

もっと生きやすい生活させてあげられてたかも

 

今は少し子供達と距離を置いている

それぞれがそれぞれしたいことをしてる

 

干渉しすぎない

認めて信じて、あえてほおっておく

あれこれ言う前の生活より

何も言わなくなった今のほうが

子供たちは自主的に動き出した

 

娘は夏休みの宿題をやりだした

今年に入ってから勉強は全くしてなかった

 

自分で考え辞書を引っ張り出し苦手な漢字を1枚終わらせてた

算数も1枚

 

続けばいいとは思わない

単なる期待にしかならないから

期待はイライラを生んだり

余計な言葉を発してしまう

 

やりたい時にやりたいだけやりたいようにやればいい

 

 

二日目の今日は

眠い目をこすってここまでは終わらせて寝ないと

って、力が入ってた

娘「でも眠い、でもやらなきゃって思うんだ」

この言葉は、やめるきっかけが欲しいのだと思った

私「無理はいけないよ、またあしたがあるじゃない」

娘「でもがんばるってきめたのに><ねむい」

私「あせらなくてだいじょうぶ、頑張って続けるのもすごいけど

眠いと思ったときに体のために寝てあげるのもすごいと思うよ」

娘「すごくないよ~」

私「ママはすごいって思うんだ、

自分の体の眠いに気が付いてあげられたんだからさ」

娘「そっか^^じゃ自分のために寝る」

 

それだいじね

勉強するのも自分のためだろうけど

体が元気じゃなかったら心も疲れちゃうし

心が元気じゃなかったら体も疲れちゃうからね

 

今、子供達に知ってほしいのは

辛い、って思ったときに手を止めたりその場から離れたりすること

無理して頑張ることは今までもやってきたから知ってると思う

無理して頑張る場面もそのうち本当にぶち当たる

 

日本人が苦手とする「休む、離れる、やめる」を

知ってほしい

それはきっと命を守る大切なことになるから

自分をあきらめない大切なこと

 

 

息子も通信制の高校に行くつもりだけど

行って合わなかったらやめてもいいと伝えてある

 

決して安くないお金だけど

お金ではない

 

そこに行こうとした経験と思い

行ってみたけどやっぱり無理だったら

離れるのも休むのもやめるのも自由だと思ってる

 

仕事もそう

無理して続ける必要はない

1つの会社で長く続けるのも素晴らしい

でも命の危機に関わるような辛いところだったら

いろいろと試していいと思う

転職して仕事を探すのも経験

自分に足りないものも見えてくるだろうし

自分に合ったもの

自分の強みだって教わると思う

 

業種によって働き方も様々で

1つしか知らないのももったいないって思ってしまう

 

これは前に私が働いてた職場で強く感じたことでもある

上司は大学卒業してからこの職場しか知らなくて

うちの職場ほど素晴らしいところはないっていつも言ってた

ありがたく思えってw

 

いろんな仕事をしてきた私は

そんなことない

ほかの仕事を知らない人は視野が狭いなとも思った

 

もっともっとあなたが知らない世界はたくさんある

井の中の蛙大海を知らず」

そこの仕事が彼にとってはあっていたからいいのかもしれない

だからと言って他業種を馬鹿にしてはいけないよって

様々な仕事会社を侮辱してたのは本当に呆れたけど

他業種の人がいるから私たちの生活は成り立ってると

どうして思えないのだろう

まぁ他人ごとなのでいいんですけどね

 

人の厚み

1つのお仕事で厚くしていく人と

様々な仕事をしてきたから厚みが出る人とがあっていい

 

 

子供達が大人になるころには

個人を生かして働きやすい世の中になってるといいな

 

あ、その前に私のお仕事もさがさなきゃだわw

 

今を楽しんでがんばろう*^^*